2011年3月11日東日本大震災直後から、自衛隊、消防・消防団、警察、市、市民等の手によって、推定20万枚〜30万枚の写真等が拾得物としてピックアップされ、2011年8月からは市の事業として本格的に回収、砂落とし、デジタイズ、洗浄、情報(添付していたメモや写真から読み取れるタグ情報)の整理・データベース化など本格的な返却活動が始まった。
・洗浄、スキャニング、アルバム化を中心とした写真救済活動は、試行錯誤の連続だったが、現地に加えて東京、神奈川、福井、山口、長崎等各地で展開された。
陸前高田市の伝承館前駐車場で初めて行われた返却会…濡れたアルバムをそのまま展示
(2011年のゴールデンウイーク)
デジタル化(スキャニング)の後に画像を落とさぬよう洗浄
※傷んだ写真の場合、洗浄せずにアルコール等で「拭き」で終えるケースもある